経食道心エコー検査
経食道心エコー検査とは
経口的にプローブを挿入し、食道から心臓を観察する検査です。通常の心エコー検査ではみられない心臓各部を詳細に観察できます。食道は心臓のすぐ後方にあるため肺や骨などの影響を受けにくく、通常の心エコー検査では見ることの出来ない心臓各部を詳細に観察することができ、心臓弁膜症や先天性心疾患、大動脈解離などの精密検査として行います。また、手術中のモニタリングや脳梗塞の塞栓源の検索、除細動やカテーテルアブレーション前の心腔内血栓の確認にも行います。
検査方法
プローブを飲み込みやすくするため、喉を局所麻酔で一時的にしびれさせ、マウスピースをくわえてもらい検査を行います。検査は循環器内科の医師によって行われます。検査前約2~3時間は絶飲食です。
検査後は麻酔が効いていますので、検査終了後1時間も飲食禁止です。うがいは構いませんが、口の
中をすすぐ程度にして下さい。1時間以上経ってから水を少量飲んで、むせないことを確認してから食
事をお取り下さい。
検査時間
20~30分