ドブタミン負荷心エコー検査
ドブタミン負荷心エコー検査とは
ドブタミンという薬剤で心臓に負荷をかけ、大動脈弁狭窄症の重症度評価や、心筋虚血の評価を行います。ドブタミンという薬剤は心筋の収縮力増強と心拍数および血圧を増大させる作用があります。心機能の低下した大動脈弁狭窄症では、通常の心エコー検査では正確な重症度評価ができない場合があり、ドブタミンを使用する事により、より正確に大動脈弁狭窄症の診断を行うことが出来ます。
検査方法
ドブタミンを点滴しながら、心エコー検査、心電図検査、血圧測定などを行います。ドブタミンの影響により、心臓が運動をしたときのような状態になります。動悸、血圧の変化、胸痛などの症状があらわれることがあります。
検査時間
60分