ホルター心電図検査
ホルター心電図検査とは?
動悸や脈の乱れ、胸痛などの症状があるときに心電図の検査がよく行われますが、通常の心電図検査は、記録時間が短く、必ずしも検査中に症状や心電図変化が現れるとは限りません。一方、ホルター心電図検査は、約24時間(1日)と長時間の心電図を記録することで、不整脈や狭心症の診断、治療効果の評価に有用です。
検査方法
胸の4カ所に心電図の電極を取り付け、携帯型の心電計を持ち帰って頂きます。24時間後(翌日)来院して頂き取り外して、専用の解析端末で臨床検査技師が解析をします。なお記録中は、どのような生活(行動)をされたか、また、症状があった場合は、お渡ししたカードに記録して頂きます。携帯型心電計の装着中の生活は普段と変わりませんが、精密機械なので落としたり、ぶつけたり、水に濡らさないように注意が必要です。そのため装着中は入浴することはできません。

記録機器

電極取り付け

記録カード

解析中
検査時間
機器の装着・説明で20分