お知らせ

この度、6月26日付けで亀田クリニックの院長職を拝命しました黒田浩司です。

医療法人鉄蕉会では、次世代の病院のあるべき姿を求め、昨年より新体制づくりを進めて参りました。理事長からも経営方針としてグループ全体の中長期ビジョンが具体的に示されるなど、職員一丸となってよりよいメディカルセンター（メディカルシステム）づくりが進んでいます。そのような中で、今回クリニック院長が交代いたしました。

私自身は2008年に当院に着任し、これまで整形外科の運営を任せていただいておりました。伝統ある亀田メディカルセンターのクリニック院長に外部から人材が登用されると言うことは、経営者の並々ならぬ病院グループ全体への改革の決意を感じるところであります。

いろいろな病院で勤務してから当院に赴任された職員は、亀田の自由な社風とチャレンジ精神にあふれた職場を肌で感じることができます。働きやすい環境があるとも感じます。一方で今の世の中、デジタルトランスフォーメーションだ、サステナブルだ、などとなじみの薄い横文字の、自由を奪ってしまいそうな管理用語が飛び交っています。良き伝統は守る必要がありますが､時代に見合った､そして時代を先取りしたグループの運営をお見せすることも当院の使命であります。要はバランス感覚のある組織運営を行うことによって職員が生き生きと働く姿をお見せできることを目標としています。

その中で今までと変わらないのは最高水準の医療提供を通じて地元の方々の幸福な暮らしに貢献すること、また遠くから病院・クリニックに来てくださる方にも同様の医療サービスを提供することであります。さらに、安全で安心な受診ができる環境整備、快適な受診システムの充実に取り組んで参る所存です。これからも引き続き亀田クリニックへの温かいご支援をよろしくお願い申し上げます。

黒田 浩司（くろだ ひろし）
整形外科医師　1986年東京医科歯科大学医学部を卒業、財団法人癌研究会附属病院、東京医科歯科大学医学部附属病院などを経て、2008年当院 整形外科主任部長として着任。2019年手の外科・マイクロサージェリーセンター顧問。現在にいたる。