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お知らせ

より頼れる病院へ (亀田総合病院長 亀田俊明) 2022/05/02

亀田総合病院長
亀田 俊明

今年度も多くの新入職員を鉄蕉会に迎えることができました。
とはいえ、実はこの巻頭言を書いているのは3月中旬なので、今年の新入職員のカラーはどんなだろうと想像しながら書いています。
現在は新型コロナ対策のまん延防止等重点措置が解除されたばかりですが、この文章が出る頃には社会活動の再開・活性化に向け良い方向に向かっているよう願っています。

地域の皆様には、昨年度一年は新棟「G棟」の建設工事の騒音等でご迷惑をおかけした点もあったかと思いますが、無事に完成させることができました。この5月にいよいよD棟からG棟への医療機能の移転を行います。これまで様々な建物を建ててきていますが、医師200人に加え、事務職員、リハビリテーション、透析70ベッド、ARTセンター、購買部、広報、継続学習センターが移動する大規模な引っ越しとなります。

医師のオフィスは今まで旧病棟を使用していたことから、各科でそれぞれ個別の部屋を持っていましたが、病院の規模が拡大するにつれ民間病院の良さである風通しの良さが薄れてきていました。そのため今回はあえてオープンオフィス型に変更し、より緊密なコミュニケーションを促し診療連携のさらなる向上を目指しました。大きな変更ですので、異論が出るのではと思っていましたが、必要性を感じていた医師も多く、たくさんの協力を得ることができました。リハビリテーションは元々D棟1階の広いスペースにありましたが、コロナが流行し発熱外来を作らねばならなくなった時にスペースを空けてもらい、この2年間はベッドサイドリハビリを中心に頑張ってもらっていました。やっと新しいスペースとオフィスを用意することができ、ホッとしています。リハビリは当院の強みの一つですので、ぜひ気持ちのいい空間で力を発揮してもらえればと思っています。

透析センターはE棟からの移動となります。透析センター長が目指していた全ベッドのオンライン透析化を実現し、より質の高い透析が行えるように整備しました。ARTセンターはコンパクト化で効率を向上しつつ、採卵室や培養室も完備し、入り口などもよりプライバシーが守られるよう動線が考えられています。

G棟はシンプルなデザインの、そこまで大きくない建物ですが、このように様々な思いが込められて造られています。そして何よりもG棟のGはGuard(ガード)のGであり、災害時の住民受け入れも想定して造られています。令和元年房総半島台風のような天災時の受け入れももちろん、透析を行うことのできる部屋も設け、大きな備蓄倉庫も完備しています。

コロナや台風もそうですが、21世紀になってもロシアのウクライナ侵攻のような出来事が起きたり世界情勢も読めない中、このG棟が地域皆様の安心・安全に少しでも役立てばと思います。

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