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お知らせ

地域における医療連携の強化にむけて (理事長 亀田隆明) 2021/07/01

理事長
亀田 隆明

6月に入りましたが、未だ大都市圏の緊急事態宣言は解かれず、オリンピックの開催も危ぶまれています。新型コロナウイルス感染症収束への方法で確実なのは、国民全体への一刻も早いワクチン接種であることは諸外国の例を見ても明らかです。亀田クリニックも集団接種会場として安房3市1町とともに、できるだけ短期間により多くの方への接種が完了するよう、日曜日ごとに最大4,000名の受け入れを行っています。かつてない大オペレーションを無事完遂できるよう、引き続き、職員一丸となって取り組んでまいります。

医療法人鉄蕉会は、昨年鴨川市と、建て替えが完了し5月から運用が開始された鴨川市立国保病院の「健全な経営と地域の方々への利便性向上、あわせて、地域における医療連携の強化」を目的とした包括的な協定を締結いたしました。

新しい国保病院は、70床と小規模ですが、国保病院としては全国初の試みと思われる、全室個室、さらにほとんどの病室が室料無料という、コロナ禍にあって理想的なものとなっております。亀田総合病院は高度急性期病院として一層の充実を図り、地域包括ケア病棟(※)を中心とする鴨川市立国保病院との連携を進めてまいります。

その一環として、この4月より国保病院の院長に亀田リハビリテーション病院の小山照幸副院長が就任され、総看護師長には亀田総合病院の元看護師長だった丸山陽子氏が就任されました。また、リハビリスタッフも出向し、応援体制を整えています。今後地域の皆様への貢献を大いに期待しておりますので、職員の皆さま、市民の皆さま、市長をはじめとする市の職員の皆さまの応援をお願いいたします。

急性期の治療が終わった患者さまに対して、在宅や介護施設等への復帰に向けた治療や看護、リハビリ等を行う病棟。

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